外断熱は快適だが… 1点不安なことがあります
外断熱と火災
外断熱は省エネで、快適で、大変良いのですが、1点不安なことがあります。
これは一昨年に起こった ロンドン市内の高層マンション火災です。
異常な激しい燃え方をしていますが、これは乾式外断熱工法に使用している発泡ウレタン系断熱材が燃えているからです。
乾式断熱工法は大きな火災に繋がりやすい
発砲プラスチック系断熱材が燃え出すと、熱カロリーが大きい為、1,100度に達します。痛ましいことですが、70人以上の死者が出てしまいました。
乾式外断熱工法は、断熱材と外壁の間に通気層を採っている為、火災が発生すると火が通気層に入り込み、直に断熱材に当たってしまう為、大きな火災に繋がります。
湿式外断熱工法で唯一国交省の不燃認定を取得したフネンダン
フネンダンは不燃認定(NM-5071)を取得した、火災に強い安全な湿式外断熱工法です。
湿式外断熱工法は通気層を採らず、断熱材の表層を特殊モルタルで全面覆っていますので、直接火があたることはありません。そのモルタルが耐火性が高ければ断熱材は燃えにくくなります。フネンダンは特殊難燃断熱材と高耐火性モルタルの組み合わせで、不燃認定を取得した安全、安心の湿式外断熱工法です。
燃焼実験
一般的な断熱材と、不燃認定フネンダンの燃焼実験を行いましたので、ぜひご覧ください。