SクリートCA+

珪酸塩・リチウム系表面含侵材用のコンクリートのカルシウム補充・鉄筋防錆付与剤として

珪酸塩・リチウム系表面含侵材用のコンクリートの
カルシウム補充・鉄筋防錆付与剤に最適!

カルシウム含有量が欠乏したコンクリートにSクリートCA+ を塗布後、Sクリートアップ・SクリートアップLi を塗布すると、コンクリート構造物を再度緻密化し、中性化したコンクリートのアルカリ性改善に寄与します。また、コンクリート内部の鉄筋に対し防錆効果を付与することができます。

SクリートCA+の概要

経年劣化や厳しい環境下においてエフロ(白華)やアルカリ骨材反応(ASR)が発生したコンクリート中のカルシウム含有量が欠乏気味です。
SクリートCA+ を塗布した後に珪酸塩表面含侵材のSクリートアップおよびSクリートアップLi を塗布することによって珪酸カルシウム水和物(C-S-H)層が再形成され、コンクリート構造物を再度緻密化し、中性化したコンクリートのアルカリ性改善に寄与します。
また、SクリートCA+ には亜硝酸塩が含有されているため、コンクリート内部の鉄筋に対し防錆効果を付与することができます。

アルカリ骨材反応(ASR)

この写真はアルカリ骨材反応(ASR)が発生し、中性化したために内部の鉄筋が錆びが生じている現象です。このような場合にはSクリートCA+ とSクリートアップLi の併用を推奨します。

ひび割れしたコンクリート

エフロ(白華) 現象

エフロ(白華) 現象が発生しているコンクリートはひび割れも伴います。このような状況下においてはSクリートCA+とSクリートアップLi を併用することを推奨します。

エフロ

SクリートCA+ および SクリートアップLiの施工手順

  1. 温度を確認(5℃以上45℃以下)してください。
  2. 大きなクラック(0.3mm 以上)やジャンカ等の補修を行ってください。貫通クラックは必ず事前に十分な補修を行ってください。
    貫通クラックの補修については、 S クリートCA+ を塗布および充填した後に「S クリートクラック工法」を用いて施工してください。
  3. アルカリ洗浄剤を使用し、高圧洗浄機及びブラシ等で施工面のカビや藻などの汚れを落としてください。
    ※酸性の洗剤を使用した場合は、必ずアルカリ性洗浄剤等を用いて適切な中和処理を行ってください。
  4. ローラー、刷毛、噴霧器などを用いてS クリートアップCA+ を均一に塗布します。 飽和状態となるまでしっかりと塗布してください。2 回目の塗布は、1 回目の塗布完了後、塗布面が乾燥してから行ってください。塗布量目安:250 ~ 300 ml/ ㎡
  5. 翌日から「S クリートアップLi」の施工が可能となります。ローラー、刷毛、噴霧器などを用いてS クリートアップLi を均一に塗布します。飽和状態となるまでしっかりと塗布してください。2 回目の塗布は、1 回目の塗布完了後、塗布面が乾燥してから行ってください。

SクリートCA+施工実績

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SクリートCA+データ

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