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外壁タイルが落下、建物所有者に賠償責任が発生!

最近特に問題視されていること、それが外壁タイルの剥離、落下の問題です。

タイル落下事件の発生

タイルが落下しますと大変に危険な状況になります。歩行者がいた場合大惨事が予想されます。 残念ながら実際に死亡事故が発生してしまいました。
その際、損害賠償の問題が発生する訳ですが、永い係争の結果、最高裁での判決はタイルが落下した建物の所有者が全面的に賠償責任を負うという判決が下りました。これは大変なことだと思います・・・。
今もタイルが部分的に浮いた(落下には至らないが、躯体から剥離している)状態になっている建物が、非常に多いという事も深刻な問題です。

タイルの落下の原因と落下防止対策

タイルの剥離の原因として接着モルタルが躯体面から界面剥離することが多いことは以前より判明していました。
これについては色々な対策が施されてきました。その工法の説明は 長くなりますので、 ここでは省略させてください。(最近は接着モルタルでは無く弾性樹脂系の接着剤を使用している事もひとつの対策です)
では、既に建っている建物は、 いったいどうやってタイルの落下を防げば良いのでしょうか?
厄介物はやはり水(雨水)でした。タイル目地からの雨水の浸入がタイルの剥離・落下の大きな原因なのです。

タイル目地補修の決定版「Sクリートガード」

1号館工事中外観

東京大学医科学研究所1号館 築70年の歴史的建造物の改修にSクリートガードが採用。

そこで、当社は浸透性防水型タイル剥離防止剤・Sクリートガードを新たに発売する事にしました。この製品を既存のタイル面に塗布する事で、長期間タイル目地を遮水して、タイルの剥離・落下を防止し、 同時にタイル目地からの漏水や白華現象も防止する事ができます。また、Sクリートガードは施工性が良く、タイルの意匠性を全く変化させず(白くなったり、艶がでません)、低コストですので、安心して御使用頂けると思います。
ぜひ、タイル貼りの建物の関係者様にはご検討いただきたいと考えております。

さらなるタイル落下防止策として

また、新築で外壁タイルをご検討されている関係者様には、コンクリート躯体面に防水プライマーとしてSクリートアップを塗布することをお薦めいたします。
Sクリートアップを塗布する事で、躯体の防水とタイル接着モルタルの接着力の向上が期待できます。(引っ張り試験では15~20%向上) タイル施工後は 全面にSクリートガードを塗布することで、タイル目地を遮水・保護し、タイルの剥離・落下を防止できます。

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