Sクリート工法

S クリートアップとS クリートガードによる複合工法

含浸改質材+含浸防水材の複合工法で、コンクリートの耐久性を向上!

ケイ酸塩系・シランシロキサン系の2種類の表面含浸材を重ね塗りし、両方の効果を最大化する工法です。

Sクリート工法の概要

Sクリート工法は、Sクリートアップ(珪酸塩系)とSクリートガード(シラン・シロキサン系)という2種類の表面含浸材を重ね塗りし、両方の効果を最大化する複合工法です。コンクリート内側を改質・強化し遮水層および撥水層を形成し、ひび割れの発生や拡大を抑制。さらに、コンクリート表層の撥水効果・塩化物イオン等の侵入抑制効果により、コンクリート構造物の耐久性を向上させ建物の超寿命化に貢献します。
コンクリート表面含浸工施工指針(日本土木学会)による要求性能は最高グレードの「グレードA相当」です。(国土交通省NETIS 登録番号 KT-160122-VR)

Sクリート工法の特徴

短期間の施工で、再施工も容易

Sクリート工法は表面含浸工法ですので、少ない工程で短期間にて施工でき、また経年後の再施工も容易であるというメリットがあります。また、施工手順は非常に簡便で、特殊な器具や設備を必要とせず、現場環境を問わず適用可能です。

コンクリートの延命化を実現

Sクリートアップ(珪酸塩系)とSクリートガード(シラン・シロキサン系)という2種類の表面含浸材を重ね塗りし、両方の効果を最大化する複合工法です。Sクリート工法は下記のような様々な効果が一度に得られ、コンクリートの延命化を実現します。

  1. .コンクリート構造物の遮水・防水
  2. 鉄筋の防錆
  3. 塩害抑制
  4. 凍害抑制
  5. エフロ抑制
  6. アルカリ骨材反応抑制
  7. 中性化抑制
  8. 防汚、防カビ、防藻
超撥水力

Sクリートアップの特徴

コンクリート内部に深く浸透し、コンクリート内部の微孔空隙を充填し緻密化。アルカリ性回復効果をもたらし中性化を抑制。ひび割れの発生や進行拡大を抑制します。

Sクリートアップパンフレット

Sクリートガードの特徴

コンクリート内部に浸透した成分が改質層と超撥水層からなる遮水層を形成。水や塩化物イオンなどの劣化原因物質の進入を強固に抑制。浸透深さに優れます。

Sクリートガードパンフレット

施工方法

下地処理

  • コンクリート表面のレイタンス、塩分、煤やその他の塵埃や既設塗膜などは高圧洗浄機やサンダーディスクや洗剤などを用いて十分に除去します。
  • コンクリート構造物にジャンカ、ひび割れ、漏水などの施工不良の部分があり断面修復する必要がある場合には、断面修復の前にSクリートアップを0.25 リットル/ ㎡を塗布してから補修を行います。ひび割れおよび断面修復用として「Sクリートクラック」を推奨致します。

養生

  • 塗布施工面以外の部分には、テープ、ポリエチレンフィルムやビニールシートで覆い、含浸材の飛散防止や付着防止の養生をしてください。

Sクリートアップ(ケイ酸塩系)の塗布

  • Sクリートアップを使用する前によく攪拌します。
  • 塗布方法としては、ウーローラー、噴霧器または刷毛などを用いてください。
  • Sクリートアップを0.15 リットル/ ㎡を均一に塗布してください。

乾燥養生

  • 塗布施工後は、概ね24時間以上乾燥養生を行ってください。
  • 工程に余裕の有る場合、3~4日以上養生してください。降雨の恐れがある場合には、施工面をビニールシート等で養生してください。

Sクリートガード(シラン・シロキサン系)の塗布

  • 塗布施工後は、概ね24 時間以上乾燥養生を行ってください。
  • 工程に余裕の有る場合、3~4日以上養生してください。降雨の恐れがある場合には、施工面をビニールシート等で養生してください。

養生

  • 塗布施工後、降雨の恐れがある場合には、施工面をビニールシート等で養生します。

片付け・清掃

  • ポリエチレンフィルムやビニールシート等の養生を撤去します。
  • 使用資機材を片付けてください。

Sクリート工法施工実績

Sクリート工法施工実績

Sクリート工法データ
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