多数のクラックが発生した水性アクリル樹脂系仕上外壁の補修
水性アクリル樹脂系仕上の外壁クラック補修のため、Sクリートクラック工法による補修を行い、仕上はフレスコスカラーを使用しました。
施工前
水性アクリル樹脂系吹き付け仕上げに多数のクラックが発生しています。

施工前 クラックの状況

施工前 クラックの状況2
シャッター脇はコンクリート躯体とモルタルとの界面で、挙動による大きなクラックが発生しています。

施工前 シャッター脇 水性アクリル系櫛引仕上げ面 クラック
施工
Sクリートアップを先行注入後、Sクリートクラックを刷り込みます。

Sクリートクラックを刷り込んだ状態 1

Sクリートクラックを刷り込んだ状態 2
Sクリートクラックは超微粒子のためクシ引仕上のような凸凹のあるパターンもつぶしにくです。

Sクリートクラックを刷り込んだ状態 3

Sクリートクラックを刷り込んだ状態 4
ローラーにてシロキサン系無機質塗料(フレスコスカラー)で再塗装します。

フレ スコスカラー塗布 1
Sクリートクラックは超微粒子 セメントの為、仕上げに補修の痕跡を残しづらいです。

フレスコスカラー塗布 2
施工完了
1年半経過後 クラックの再発が無く、汚垂れも無い状態です。

施工後 1年半経過
近くに寄ってみても、クラック補修の痕跡は目立ちません。

施工後1年半経過 2
シャッター脇は、動きの大きい箇所ですが、1年半経過後未だクラックの再発が無く、補修の痕跡が残っていません。

シャッター脇のクラック補修施工後1年経過の状況