Sクリート・リストア工法は劣化したコンクリートのリフレッシュに最適なコンクリート再生工法です。劣化したコンクリートを改質強化し、コンクリート打ち放し本来の風合いを再現すると同時に、長期間に渡り防水効果を発揮し、コンクリートの劣化を防止します。
Before
After
・劣化し変色したコンクリートの美観を回復するために
ファンデーションコート
※床面への適用にはSクリートフロアー(床用調色材)を推奨
浮き部をはつり、鉄筋の防錆処理をペガサビンで施し
た後、Sクリートアップを塗布。ペガサビンは浸透性鉄筋防錆材です。
Sクリートカラーの施工時にスポンジを用いることでぼかし塗りも可能。
経年による劣化したコンクリートをリフレッシュ
長寿命化に最適なコンクリート再生工法
築12年のコンクリート擁壁。汚れと汚垂れが顕著なため、Sクリート・リストア工法で補修
を実施。
Sクリートアップ塗布後 Sクリートクラックをゴムベラにてすり込み作業。Sクリートアップの効果によりコンクリートの改質・緻密化、アルカリ性回復。また補修モルタルとの接着性が増強されます。
Sクリートクラックによる補修後は、サンドペーパーをかけると補修跡が目立たなくなります。
Sクリートカラーを水で倍希釈しローラーにて全体に塗布。(2回塗布)
Sクリートガード塗布(2回塗布)。長期間の防水、防汚効果を発揮します。
新築時を再現するように綺麗に復元できました。
築12年のコンクリート打放し構造物。外壁の汚れが顕著。
高圧洗浄にて洗浄。
Sクリートアップ塗布。水養生不要のため外壁部への塗布も簡便。
Sクリートカラー塗布 (2回塗布)。Sクリートカラーは自然な仕上がりになります。
Sクリートガード塗布(2回塗布)。
施工完了。コンクリートの美観が甦り、改質・防水保護されています。
* 注1:S クリートクラックの製品カタログをご参照ください。
◎ 各製品の詳しい内容については、各製品カタログおよび施工仕様書にてご確認ください。
施工前
土止めのコンクリート擁壁
藻、黒カビが発生。クラックも多数発生している。
高圧洗浄
藻、黒カビは除去できるが、クラックは逆に目立ってしまう。
クラックの状態
クラックの状態
コンクリートの改質強化・Sクリートアップ
Sクリートアップを十分に2回塗布し、劣化したコンクリートをアルカリ改質・強化し、クラックの進行を抑制する。
クラック補修・Sクリートクラック工法
調合したSクリートクラックの主材をゴムベラにてクラックにすり込んでいく。
クラック補修・Sクリートクラック工法
すり込み作業は、しっかりクラックの溝に注入されているか良く確認しながら行う。
クラック補修・Sクリートクラック工法
クラック周辺に残った主材は金ベラ等で削り取って行く。その後、サンドペーパーをあてると補修跡がより目立たなくなる
コンクリートの調色・Sクリートカラー
クラック補修跡や変色したコンクリートを調色し、新設時の美観を再生する。
コンクリートの調色・Sクリートカラー
Sクリートカラーは半透明な塗料なので、1回塗りでは消えない補修跡は2回塗りしていく。
大きな変色や補修跡が少ない場合は、1回塗りで仕上げるほうがより打ち放しの風合いが残り、自然な仕上がりになる。
防水・防汚・保護Sクリートガード
Sクリートカラーを良く乾燥させてから、Sクリートガードを十分に2回塗布。
工事完了
クラック補修跡や変色部位も目立たなく、綺麗に仕上がっている。
Sクリートカラーは、ボカシ塗り(はたき塗り)をする場合もあるが、今回はローラー2回塗りで仕上げている。
コンクリート打ち放し壁
高圧洗浄で落ちない汚れ、シミ、変色がある。
コンクリート打ち放し壁
コンクリート下端に黒ずみが残ってしまっている
Sクリートカラー1回塗布
汚れ、シミ、変色だけならば、Sクリートカラーは1回塗りで仕上げる。
Sクリートカラー1回塗布後
ファンデーションされて、シミ、変色が目立たなくなる。
Sクリートカラー1回塗布
後下端の黒ずみも目立たなくなる。Sクリートカラーは半透明な無機質塗料ですので、自然な仕上がりになる。
ベランダ内壁
高圧洗浄後、Sクリートアップ塗布。高圧洗浄では落とせない汚れ、黒ずみが残っている。
ベランダ内壁
クラックが多数発生しているので、Sクリートクラックをすり込み後。
ベランダ内壁
Sクリートクラックをすり込み後
ベランダ内壁
Sクリートカラー1回目塗布
ベランダ内壁
Sクリートカラー2回目塗布汚れ、黒ずみが隠れて、綺麗に仕上がっている。
ベランダ内壁
Sクリートカラー2回目塗布汚だれが黒くハッキリ残っていたが目立たなくなっている。
ベランダ内壁・水かけ試験
Sクリートカラー塗布後、Sクリートガードを塗布し防水性を向上させる。
水が跳ね返る程度に、良く撥水している。
施工前
14年経過したコンクリート打ち放しのオフィースビル
補修モルタルが浮き、多数のクラックが発生していた。
クラック部位拡大写真1 亀甲クラックがかなり目立っていた。
クラック部位拡大写真2 亀甲クラックがかなり目立っていた。
クラック・爆裂部位
クラック部位
亀甲クラック部位
施工後
Sクリートアップ+Sクリートクラック+Sクリートカラー+Sクリートガードの順で、全面補修
自然な風合いで、綺麗に仕上がっている。
亀甲クラックは綺麗に補修されている-1
亀甲クラックは綺麗に補修されている-2
長期間クラックの再発を防ぎ、コンクリートを保護している。